まずはXLink Kaiがどんなものなのか公式HPを見ましょう。
次にXLink Kaiをするために必要なものです。
- PC
- Windows OS搭載した最近のものなら何でもOK
- Macもいけるみたいだけど、僕はわかりません
- XLink Kai対応USB無線LANアダプタ
- 対応製品はhttp://xlink.planex.co.jp/product.html
- 僕が使ってるのはGW-US54GXS
- 家のネットワーク環境
- フレッツ光、ADSL、CATV等の情報
- ルータの構成
- 根性
- 長く険しい道になるかもしれないです
- あきらめずにがんばりましょう
でXLink Kaiの設定には2段階あると思っています。
- XLink KaiサーバとPCの通信設定
- 主にルータの設定
- USB無線アダプタとPSPの接続
- 主にUSB無線アダプタの設定
まずは「1.XLink KaiサーバとPCの通信設定」から行いましょう。
XLink KaiサーバとPCの通信設定
全体の流れ
- XLink Kaiのソフトをインストール
- 公式HPを参考
- 通信確認
- ここで通信できたかたはラッキー、ルータの設定いらず
- ルータの設定
- ポートフォワード(NAPT、IPマスカレード、ポート変換、アドレス変換とも言う)の設定
- 再度、通信確認
- ここで通信できなかった方は、ネットワークに詳しい方をつかまえて設定してもらいましょう
XLink Kaiのソフトをインストール
これは公式HPを参考にすれば簡単にできます。
通信確認
次にXLink Kaiを立ち上げて、サーバとの通信を確認しましょう。
ソフトを立ち上げて「ゲームアリーナ」をクリックして5分ほど待ちます。
そして「診断」をクリックして「reachable」の項目を確認します。
- 「Yes」となっていればサーバと通信できています
- 「No」や文字化けしていたらサーバと通信できていません
5分待っている間に「detache from engine」と出た場合もサーバと通信できていません。
CATVでインターネットを使っている場合はルータの設定をせずともサーバと通信できている場合があります。
[インターネット] ---- [CATVモデム] ---- [PC]
しかしルータを挟んでいる場合は(CATVの場合でも)ほとんどの場合サーバと通信できていないはずです。
[インターネット] ---- [モデム] ---- [ルータ] ---- [PC]
([モデム]はCATVモデムやADSLモデムやフレッツ光のCTUなど)
サーバと通信できなかった人は次の「ルータの設定」を行う必要があります。
IPアドレス、TCP、UDP、ポートフォワードなどを理解してルータを設定できる人にとっては簡単なことですが、そういうことにあまり詳しくない人にとっては鬼門となります。
ルータの設定
まず家の中のネットワーク環境を調べましょう。
ありがちな環境としては以下のような環境です。
[インターネット] ---- [ルータ] ---- [PC]
この環境を元に説明していきます。
前提としてPCとルータは有線LANで接続されているとします。
まず自分のPCのIPアドレスを調べましょう。
以下のサイトを参考にしてください。
http://www.auone-net.jp/support/adsl/and_ip/winxp_2.html
http://allabout.co.jp/computer/windows/closeup/CU20090322A/
ここではPCのIPアドレスは「192.168.11.2」とします。
次にルータに付属しているマニュアルを見てルータの設定画面を表示しましょう。
ルータの設定画面を表示させるには大まかに以下の2パターンがるので参考に。
- BUFFALO、Corega、I-O DATA等の家庭向け製品であるルータに多いパターン
- IEなどのWebブラウザを開いて、URLに「http://192.168.11.1」、「http://192.168.0.1」、「http://192.168.1.1」、「http://192.168.100.1」等を入力して接続
- 上記URLに接続するとユーザ名とパスワードを求められるので、ユーザ名に「root」や「admin」と入力して、パスワードは空や「admin」で試します
- フレッツ光等の業者からレンタルしているルータに多いパターン
- 専用ソフトで接続する
- フレッツ光だと「スタートアップツール」というソフトがすでにPCにインストールされているはずです
- レンタルしているルータでも上述「1.」の方法でつなぐ場合もあります。(Sonetなど)
わからなければルータメーカのサポートセンターに電話しましょう。
設定画面を表示できたらいよいよポートフォワードの設定です。
ポートフォワードはNAPT、IPマスカレード、ポート変換、アドレス変換とも言われます。(SSH等を使ったポートフォワードとは少し違う)
インターネットからルータに来た特定ポートの通信を内部のPCに転送する機能です。
この設定は各ルータによって違うので参考にいくつかのルータの画面を載せておきます。
分からない場合はルータのサポートセンタに電話しましょう。
それとここが大変参考になると思います。
http://www.akakagemaru.info/port/index.html
設定で注意しなければいけないのはXLink Kaiでは「UDP 30000」を転送するということです。TCPではなくUDPです。
- 「プロトコル」 → 「TCP/UDP」 → 「任意のUDPポート」を選択
- 「プロトコル」 → 「TCP/UDP」 → 「任意のTCP/UDPポート」 → 「30000」を入力
- 「LAN側IPアドレス」 → 「xxx.xxx.xxx.xxx.」先ほど調べたPCのIPアドレスを入力
- 「LAN側ポート」 → 「30000」を入力
- 「プロトコル」 → 「UDP」を選択
- 「開始ポート」 → 「30000」を入力
- 「最終ポート」 → 「30000」を入力
- 「ローカルIPアドレス」 → 「xxx.xxx.xxx.xxx.」先ほど調べたPCのIPアドレスを入力
- 「プロトコル」 → 「UDP」を選択
- 「WAN側ポート番号」 → 「30000」を入力
- 「LAN側端末IPアドレス」 → 「xxx.xxx.xxx.xxx.」先ほど調べたPCのIPアドレスを入力
- 「LAN側ポート番号」 → 「30000」を入力
これでルータの設定は終わりです。
もう一度通信の確認をして見ましょう。
これでつながればXLink Kaiの設定の半分を終えたことになります。
つながっていない場合はネットワークに詳しい人をつかまえて、ルータの設定をお願いしましょう。
考えられる原因としては家のネットワーク環境が以下のようになっている場合です。
[インターネット] ---- [モデム兼ルータ] ---- [ルータ] ---- [PC]
この場合[モデム兼ルータ]にもポートフォワードの設定をしなければなりません。
先ほどルータに行った方法で同じように設定を行います。
ただし注意しなければならないのは[モデム兼ルータ]のポートフォワードでは転送先のローカル(LAN)側端末のIPアドレスは[ルータ]のWAN側IPアドレスになるということです。PCのIPアドレスではありません。
[ルータ]のWAN側IPアドレスはルータの設定画面で見ることができると思います。
わからないことがあればできる範囲でサポートしますでのご連絡ください。
Skype IDはこのはてなダイアリーのIDと同じです。
次にUSB無線LANアダプタの設定を行います。以下に続きをまとめました。
XLink Kaiの設定Vol.2 GW-US54GXSの使い方 - maru source
ではでは。