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「チームでプロダクト開発するための取り組み」の補足

昨日、Cookpad TechConf 2017にて「チームでプロダクト開発するための取り組み」というタイトルで登壇しました。

speakerdeck.com

発表後にTwitterをエゴサーチしてると、評判が良かったようで一安心していました。 しかしその評判が想像以上に良くて、ちょっと自分の中でギャップを感じました。 で、よくよく考えてみると、一つ前提が抜けていたなと思い、今ブログを書いています。

その前提とは

  • チームメンバーはすごく技術力も実装力もあるエキスパート
    • 僕などよりも全然高いレベル
  • 対象とするプロダクトを現時点で作れるレベルの能力を持っている
    • もしくは作れるレベルのポテンシャルを持っている
    • かつ、自分自身で成長・自走していくことができる

というものです。

この前提があると何が良いのかを少し説明します。

一つ。チームメンバーには作ろうとしているプロダクトを作れるだけの十分な能力があるので、コードの品質やデザインの品質というものに(僕自身は)注意力を向ける必要があまりありません。少なくともプロダクトを本番に投入しユーザに提供したり、検証をすることには全く問題がない、と思います。上を見たらきりは無いのでしょうが、今でも十二分に上の方にあると思っています。

また、それだけ能力があるので僕は技術的な制約を忘れて、理想や無茶を遠慮なく言えます。そして僕が言った内容についてより良い解法や現実的な落とし所を教えてもらえるという安心感もあります。

二つ。 チームメンバーは成長・自走していけるので、どういう方向に成長したいのか相談して、そのためのチャレンジを用意することに注力できます。もし、自分で成長していけない場合、そもそも成長してもらうようにすることに力を割かなければなりません。それは大変労力を必要とします(人に変わってもらうのはものすごくものすごく難しい)。

ただし、リスクもあって、チャレンジを用意できなければその人はチームを去っていく可能性もあります。かならずしも、チャレンジだけを求めてるわけでもないとは思うので、ケースバイケースだとは思いますが。


幸いにして僕はこの前提がなりたつようなエンジニア・デザイナーと仕事をしています。なので、今回お話した「チームでプロダクト開発するための取り組み」というのは、凄いチームメンバーあってのことでした。

一方、この前提が成り立たない場合、僕自身が今と同じパフォーマンスを出すのは難しいだろうなと思っています。つまり僕が今行っているマネジメントはある意味チートという見方もできるかもしれません。とは言え、社内ではこの前提が成り立つ人ばかりです。それは人事・採用チームが頑張ってそういう人たちに入社してもらえるようにアプローチしたり、CTOや各VPなど含め社内の人が良い会社の文化を築き上げているからだと思います。

話が脱線気味になりましたが、補足は以上です。

あ、それと懇親会などで何人かの方に「取り組むことや優先順位はどうやって決めていますか?」という質問をいただきました。これは話が長くなりそうなのと僕もうまく言語化できる気がしないので、またの機会にします。

それでは、この度はCookpad TechConf 2017にご来場いただきありがとうございました。