VMWare設定。


(2007/05/30修正)


予告どおり仮想化ソフトVMWarePlayerの設定を。


■1. VMWareをインストール
http://www.vmware.com/
ここでVMWarePlayerをダウンロードしてきてインストール。
(僕がインストールしたのは2.0.0 build-45731)


■2. vmxを作成(VMWarePlayerの設定ファイル)
http://dcgrendel.thewaffleiron.net/vmbuilder/
このサイトでvmxを作成。
以下に設定したところを書きます。
[ General ]

Display Name : Linux
Guest OS : Other Linux 2.6.x
Processors : Dual Processors

・Display Nameは任意です。
・Guest OSはVMWareにインストールするOSにもっとも近いものを選択してください。
・Processorsは実機のプロセッサ数以下にしてください。


[ Memory ]

System Memory : 384

System Memoryは実機のメモリの3/4以下が目安かな?


[ Ethernet ]

Address : 30:06:58

・Addressは00:00:00~3f:ff:ffが範囲らしいです。
参考http://ymmc.jp/~seishi/days/archives/2007/04/002518.html


[ IDE ]

Primary Channel
 File Name : linux.vmdk
 Device Type : disk
 Mode : persistent
 Auto Detect : on
 Connected : on

Secondary Channel
 File Name : ubuntu7.04jp.iso
 Device Type : cdrom-image
 Auto Detect : on
 Connected : on

・File NameはVMWareで使うハードディスクやisoイメージの名前です。
・Device Typeはハードディスク(disk)、CDイメージ(cdrom-image)、
実機のCDドライブを使う(cdrom-raw)などを設定します。
・Modeはディスクにデータを書き込んでVMWareを終了しても
データを保存しておく場合にpersistentを選択します。


最後にExportして表示されたvmxの設定をコピーして、
メモ帳等でlinux.vmxとでも名前をつけて保存しましょう。


■3. vmdkを作成(VMWarePlayerで使う仮想的なハードディスク)
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html
ここでqemu(windows版)をダウンロードして展開。
DOSのコマンドプロンプトから以下のようにしてvmdkを作成。

qemu-img.exe create -f vmdk linux.vmdk 10G

実行するとqemu-image.exeと同じディレクトリに
10GB用のvmdkがlinux.vmdkという名前で出来上がるはず。


■4. isoイメージダウンロード
仮想マシンとして動かすにはまず
なんらかのOSをvmdkにインストールしなければならない。
が、面倒くさいのでUbuntuのイメージをダウンロードしてきて
isoイメージから起動しましょう。
http://www.ubuntulinux.jp/
isoイメージはubuntu7.04jp.isoとして保存しましょう
(linux.vmxでイメージの名前をubuntu7.04jp.isoと指定したから)


以上で準備終了。
以下を同じディレクトリに入れます。
・linux.vmx
・linux.vmdk
・Ubuntu7.04.iso
linux.vmxからVMWareを起動してください。
Ubuntuのブートメニューが表示されたら、めでたしめでたしです。


vmxとvmdkの作り方は一例です。
他にもいろいろあると思います。


■参考
・vmxファイル作成手段あれこれ
http://d.hatena.ne.jp/dacs/20060408/1144464518