携帯音楽プレイヤーといえばiPod。そのシェアは6割ともそれ以上とも言われています。かく言う僕も先日Appkle Storeで注文したのでそのシェアに加わることになります。何故みんなiPodを買うのでしょうか。色々なところで書かれていることなので今更僕が書くことでもないかもしれませんが、少し気になったので考えてみました。
今回は以下の製品を比較してみました。
Webサイト
買いたい製品を調べるときはWebサイトをチェックするでしょう。なのでそれぞれのWebサイトを比較してみました。
Apple Storeへようこそ - Apple Store (Japan)
僕の好みになりますが、やはりAppleのサイトが一番良いなと思いました。3カラム構成で両端のカラムにごちゃごちゃと細かいリンクがありますが、真ん中のカラムで製品をしっかりと紹介してあり一目で目的のものを見つけることができます。
Zuneのサイトもデザインは好きなのですが残念な点がいくつかありました。まずは"Zune"でググっても検索に引っかかってこないということ、日本語のサイトがないということ。これは日本語に対応していないせいでしょう。それと音楽プレイヤーのことを"MP3 Players"と書いている点です。(これは欧米では普通なのでしょうか)そのせいでZune本体を探すのにほんの少しですが時間がかかりました。
ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN “ウォークマン” | ソニー
SONYのサイトはトップのFlashによる広告や製品画像があまり綺麗でないのが残念。それだけで魅力が半減するように思います。ごちゃごちゃ感はないのですが、余白が多くてスカスカなように思いました。
東芝のデジタルオーディオプレーヤーgigabeat|東芝:gigabeat
東芝のサイトは一番ごちゃごちゃしているように感じました。最初にサイトを見たときに何処をクリックしたらよいのかが一瞬では分かり辛く、目的のものを見つけるまでの道のりが遠く感じました。
モデル名
AppleはiPod、MicrofoftはZune、SONYはWALKMAN、東芝はgigabeatとそれぞれブランド名があります。しかしSONYと東芝の各製品のモデル名にはWALKMANもgigabeatの文字もありません。
- Zune
- Zune8
- Zune120
- WALKMAN
- NW-S739F
- NW-S638FK
- gigabeat
- T401S
- V41
SONY、東芝については非常に残念に思います。せっかくブランド名があるのに各製品は意味不明*1な文字で構成されています。音楽プレイヤーは機械に強くない人だって持ちます。そんな人たちにこの型番は非常に分かりにくいでしょう。僕だって多少PC関連のことは分かりますが、この型番だけでは全然わかりません。分かりにくいどころか避けてしまいます。
その点iPodは固有の名前をつけることで製品の位置づけが分かりやすく、愛着もわきます。Zuneはブランド名+容量にしているのでシンプルで非常に分かりやすいです。
外観
外観はやはり一番の購入要因になると思います
iPod nano(Apple)
Tシリーズ(東芝)
これは完全に人それぞれでしょう。僕の好みからいけば、シンプルなものが良いです。その点でもやはりiPodとZuneですね。色のラインナップの多さからいってiPodの勝ちでしょうか。
後はWebサイト上での製品の見せ方でしょうか。これもやはりiPodとZuneが良いと思いました。SONY、東芝は製品そのものよりも機能を説明した文字が目立っており何だかなという感じです。
機能
機能はやはり日本製品のSONYと東芝が良かったですね。ワンセグ、ラジオ、無線、ノイズキャンセル等たくさんの機能がついていました。しかしこれもガジェット好きな人にはうける機能だとは思いますが、中学生や高校生、女性に受けるとはあまり思えませんね。
そうはいってもiPodに無線とラジオが欲しいところですが^^;
価格
どの製品も同じくらいの価格ですね。東芝だけ高いのはたくさんの機能がついているからでしょうね。
iPod nano (8G)
Zune8 (8G)
Amazon.com: Zune 8 GB Digital Media Player (Black): Electronics
NW-S738F (8G)
T802 (8G)
まとめ
こうやって調べて考えた結果「何故みんなiPodを買うのか」ということについて少しは分かったような気がします。Webサイト、名前、外観どれをとっても非常に考えられているように思います。もちろんZuneやWALKMAN、gigabeatが悪いわけではなくiPodがそれ以上に魅力的に見える(見せられている)のだと思います。ジョブズのなせる業でしょうね。
それとiPodはApple Storeで刻印サービスをやっているのも魅力の一つですね。Zuneも同じようなことをやっているようです。
長々と書いてきましたがこれにて終了。はやくiPod届かないかな(笑)
- 余談
この記事を書くまでZuneという製品について完全に忘れていたのですが、いやはやなかなか魅力的な製品に思えます。iPodをしっかり真似したといえばそれまでですが、Microsoftが作っていなければもっと売れていたかもしれませんね^^;
*1:実際は機能や容量等の意味はあると思いますが