C2DMってご存知ですか?C2DMはAndroidアプリに外部からデータをプッシュ配信できる仕組みです。
そのC2DMを使ったアプリでGoogleが開発している「Chrome to Phone」というのがあります。このChrome to Phoneを使うと、AndroidへGoogleChromeからURLを送信できます。URLを受け取ったChrome to PhoneはURLに応じてブラウザやGoogleマップ、YoutubePlayerなどを自動で起動します。
Chrome to Phoneはサーバサイド、Androidアプリ、Chrome Extensionのソースコードが公開されています。今回はC2DMの勉強をかねてChrome to Phoneのソースコードを読んでいくつか改造してみました。
- URLを複数のAndroid端末に送信できるようにした
- URLを別のGoogleChromeに送信できるようにした
- C2DMのサーバからAndroid端末の登録情報を削除できるようにした
ダウンロードはhttp://h13i32maru.jp/chrometophone/からできます。AndroidアプリとGoogle Chromeにそれぞれインストールして試すことができます。
※僕が個人的に勝手に改造しただけなので、自己責任でご利用ください。
詳しい内容はスライドにまとめたので興味のある方はご覧ください(C2DMについてもまとめています)
弊社KLabでは毎月ALMという誰でも参加できる社内発表会があります。内容は20分の通常枠と5分のLT枠があります。先月のALMでは「勝手に改造Chrome to Phone」を発表しました。ちょうどのそのときのALMはエンジニア祭りということでピザやお酒を飲みながらいつもと違った雰囲気で行われました。そのときの様子はKLab広報ブログに載っています。
こういう発表の場は発表の練習、社内交流、モチベーションアップなんかにつながって非常に良い感じです!しかも発表することでちゃんと評価もされます。社外の人も参加できるかもしれないので、興味のある方はまで連絡いただければ偉い人に聞いてみます(・∀・)