食卓を楽しくするサービス「食卓ラボ」をリリースしました!

こんにちは丸山@h13i32maruです。昨日、食卓ラボというサービスをリリースしました!

食卓ラボは僕の「一人だと料理する気がおきない。でも家族に作るのはやる気が出るし、一緒に食べるのは楽しい。だったら一緒に囲む食卓をもっと楽しくしたい 。インスタやTwitterのように外を楽しくするサービスじゃなくて、内(家)を楽しくするサービスが欲しい」という思いから作りました。

食卓 ラボ ノート

なので、食卓ラボは自分のために作ったサービスですが、せっかくなら色んな人にも使ってもらいたいと思っています。そこで、リリースのお知らせを兼ねた紹介記事を書いてみました。気になった方は是非続きを読んでみてください。「使い方」「作った背景」「SNSとの違い」という順で紹介していきます。

使い方「食卓・ラボ・ノート」

食卓ラボを一言でいうと「食卓を囲む人たちと、食卓の感想やメモを一緒に書いていくサービス」です。そしてこのサービスでは「食卓・ラボ・ノート」というものが登場します。用語が少し混乱するかもしれないので、簡単な図を書いてみました。これを念頭に置いてもらいつつ、テストに参加してくれたユーザの実例を見ていただこうと思います。

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食卓

食卓ラボでは「食卓」というまとまりでサービスを使っていきます。例えば僕と奥さんは「丸山家」という食卓を作成してサービスを使っています。他のユーザも「菊田家」や「かわむら食堂」など自分たちの食卓を作成しています。つまり「食卓」は「一緒に食卓を囲む人たち(家族・パートナー・シェアハウス仲間・etc)で作るグループアカウント」のようなものです。

丸山家 菊田家 かわむら食堂

もちろん個人のアカウントは存在するのですが、基本的にはこの「食卓」という単位でサービスを使っていきます。

ノート

では具体的に食卓ラボで何をするのかというと、「ノート」という食卓に関する備忘録のようなものを書いていきます。作った料理のこと、買ってきたお惣菜やデリバリーした料理、調理器具や食器のことなど、食卓に関することならなんでも自由です。写真のきれいさは気にせず普段の飾らない写真で大丈夫です。

トマトソースのパスタ 鯖缶詰 焼きおにぎり

そしてノートには同じ食卓の人であれば写真を追加したり、メモを書き込むことができます。つまり共同でノートを作成していけるということです。この共同のノートが食卓を楽しくしていきます。

僕と僕の奥さんがメモを書いている様子
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次はノートのまとめ場所である「ラボ」についてです。

ラボ

僕はカレーが好きで、奥さんはパン屋が好きだったりと、同じ食卓を囲んでいても好みや関心が違うのは普通です。でもそうすると、食卓に色んな種類のノートが溢れて散らかってしまします。そこで、このサービスでは「ラボ」ごとにノートを書き溜めていきます。例えばテストユーザの方は「餃子ラボ」「缶詰ラボ」「休日のごはんラボ」などを作っています。

餃子ラボ 缶詰ラボ 休日のごはんラボ

ちょっと変わった使い方として「ネタ帳ラボ」や「気になるレシピラボ」として、今度作りたいレシピのURLなどをストックするというのも見かけます。他にも「器ラボ」というのも良いですね。

ネタ帳ラボ 気になるレシピラボ 器ラボ

食卓ラボではまず自分の食卓に好きなラボを作って、そのラボにノートをためていく。ラボごとにノートをためていくので見返すのも便利。というのが基本的な使い方になります。

ブックマークやフォロー

他の食卓の気になるノートを見つけたら、それをブックマークすることができます。ブックマークすると同じ食卓の人に共有されます。例えば僕がブックマークしたものは奥さんも見ることができます。同様に、好きなラボを見つけたら、そのラボをフォローして食卓内で共有することができます。

ブックマーク フォローしているラボ フォローしているラボのノート

食卓ではなくラボをフォローすることによって、「この食卓の○○は興味あるのでみたいけど、☓☓は見なくてもいいかな」ということができます。これはノートを書く人にとっては「見たい人だけが見ているから、気兼ねなくノートを書ける」という効果があります。

サービスの使い方紹介は以上です。ここからは食卓ラボを作った背景や一般的なSNSとの違いを紹介します。

作った背景「スマホに料理写真が溜まっている」

冒頭でも書いたとおり、僕は食卓を楽しくしたいという気持ちを持っていたのですが、どうすれば楽しくできるか分かりませんでした。

少し話は変わるのですが、僕や奥さんは料理を作ったり、美味しそうなお惣菜やお弁当を買うのが結構好きです。そして、それらの写真を撮ることも多いのですが、インスタやTwitterに載せることはあまりしません。なぜ載せないのかというと、同僚や友人に特段見せたいわけではないし、すごくきれいな写真というわけでもないからです。そうするとどこにも行き場がない料理やご飯の写真がスマホに溜まっていきます

そこで、この写真たちを使って、我が家の食卓を楽しくできるんじゃないかと思って食卓ラボの構想がうまれました。食卓に関する写真やメモを一緒にためていく→それがきっかけとなり食卓でのコミュニケーションが増える→また食卓ラボを使う。というようなサイクルを作れそうだなと。ポイントはあくまでも実際の食卓でのコミュニケーションを楽しくする補完的なものだということです。

SNSとの違い「外で楽しく・内で楽しく」

ここまで読んでくれた方の中には「これってインスタやTwitterで共同アカウントつくればいいのでは?」と思った方もいらっしゃるでしょう。

結論から言うとそれでは難しいです。なぜなら一般的なSNSは色んな人とのコミュニケーションを楽しむことを目的に作られています。つまり外で楽しく。もちろん一般的なSNSの目的はそれだけではないと思いますが、やはりメインは外でしょう。一方で僕がやりたいことは一緒に食卓を囲む人たちとのコミュニケーションを楽しむことです。つまり内(家)で楽しく

インスタグラム
外で楽しく
食卓ラボ
内で楽しく
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これはどちらが良い悪いという話ではなく、目的が違うものを無理やり使っても楽しくならないということです。そこで食卓ラボでは内を楽しくすることを中心にサービスを設計しています。例えば、

  • ホーム画面は自分の食卓のコンテンツだけが表示される
  • ハッシュタグという全ユーザ共通のものではなく、各食卓で独立したラボを提供
  • コメントやいいねによるコミュニケーション機能は提供しない
  • 他の人からフォローなどをされても通知は飛んでこず、同じ食卓の人のアクションのみ通知が飛んでくる

などなど。こんな感じで外ではなく内が楽しくなるようにサービスを作っています。もちろん他の食卓との関わりが全く無いのは寂しいですし、上手に扱えば自分たちの食卓を楽しくする要素にもなります。なので、そこのバランスを考えながら今後もサービスを改善していきます。


以上がサービスの紹介になります。少し長いブログになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。 食卓ラボに興味を持たれた方はぜひ使ってみてください。何か気になることがあればこの後に載せているFAQもご覧ください。

FAQ

一人で使っても良いですか?

はい、使っていただいて問題ありません。ですが、食卓ラボはあくまでも複数人で使うことを考えて作っているので、不便や不満があるかもしれませんがご了承ください。

コメントのやり取りはできますか?

同じ食卓の人とも、違う食卓の人とも、コメントのやり取りをする機能はありません。同じ食卓の人であればノートに「メモ」を追記することはできますが、これはあくまでもメモでありコメントではありません。

料理レシピは書けますか?

料理レシピに特化した機能はありませんが、「ノートの詳細」という機能があります。少し凝った見た目のテキストを書くことができます。詳しくはアプリの中のヘルプをお読みください。

肉味噌炒め 海南鶏飯 ハンバーグ

鍵(非公開)機能はありますか?

鍵機能はありません。内を楽しくするのが一番の目的ですが、他の食卓を見たり・他の食卓から見られたりというのをうまく取り入れれば、家の食卓を楽しくするのに役立つと思っています。

パソコンから使えますか?

今の所iPhoneアプリ、Androidアプリのみの提供となっております。パソコン用のアプリを開発するかは検討中です。

無料ですか?

はい、無料です。有料機能や広告表示などは今後可能性がありますが、現在のところは無料です。。

今後、どんな機能が追加されますか?

まだ決定したものはありませんが「ノート詳細のリクエスト」や「ラボの製本化」などを考えています。特に製本化は面白そうなのでやってみたいのですが、さすがに個人開発では難しそうです。ご興味がある企業の方がいらっしゃればお声がけください😀

感想やフィードバックはどうしたらよいですか?

メール@h13i32maruにメンション/DMをいただけると嬉しいです。もちろんTwitterでつぶやいてもらったりするだけでも嬉しいです。ブログなどを書いてもらえたら最高に幸せです。

あなたは誰ですか?

丸山@h13i32maruといいます。サービスやプロダクトを作るのが好きなソフトウェアエンジニアです。TrickleJasperESDocなどを作ってきました。食卓ラボはTrickleに大きく影響を受けています。ホムペはhttps://h13i32maru.jpです。